2011/04/24

節電

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つい最近ニュースでこんなの読みました。

東日本大震災『暗さ』『陰影』歓迎するムードへ 東京の夜は明るすぎた

今までは明るい事が当たり前で、暗い場所がなかったからそれを体験する事もできなかった。(田舎に行ったら別だけど。)
ヨーロッパにいると逆に暗いのが当たり前で、初めてヨーロッパを旅行した時も最初の印象が、なんて暗いんだろう。だった。

イタリアを行き来し始めてから色々気づいた事もあります。
家の中の電気は基本、間接照明が多い。
あえて電気をつけないで、キャンドルだけで過ごしたりもする。(けして停電中ではない。)
直接照明もあるけど、蛍光灯は見た事がないかも。
だから日本人からすると何をやるにもやりづらい感があって、そんな所で本なんか読んだ日には、目が悪くなるじゃないの〜と思ってしまう。

以前聞いた事があるんだけど、色素の濃い日本人の目と色素の薄いヨーロッパ人の目ではやっぱり色素が薄い方が光に対して弱いから間接照明がちょうどいいと聞いた事がある。
だから昼間はサングラスが必須なんだね!
話がずれました。

上記のような理由はあるにしろ、電気はかなり節電されてると思います。

イタリア人は家にいる時、使わない電気は絶対に消してます。これ誰でも習慣みたいです。日本人以上に神経質です。出かける毎に電源を元から抜いてる人もいます。
日本人からみたらそれくらい大丈夫でしょ、と思うけどやります。
なんといっても電気を他の国から買ってるから高い。

以前は停電になる事も、普通にあったらしいです。つい半年前くらいだったか、友達とカフェにいたら突然停電。私達は驚きましたがお店の人は普通に営業。すぐにテーブルにキャンドルを持って来てくれました。慣れてます。

夜街の中を歩けば、薄暗い照明でヨーロッパの建物が陰影で映えます。
そして女性もきれいに見える。
ロマンチックになれる。
愛が深まる。
だからヨーロッパの人は愛に溢れてるんだ!
これは私の勝手なごじつけですが。

街の電灯もある程度暗くなるまでつかないし、夕日を堪能出来きる。
そして夜も、街の照明が暗い為に星と月が綺麗にみえる。
むしろ自然を感じる事ができて、良い事だらけだと思います。
真っ暗では色々困る事もあるのでいけませんが、ある程度の照明があれば不便なく暮らしていけますよね。

地震によって、今までやっていた事を考え直すきっかけとなりましたよね。
便利って慣れてしまうとそれが当たり前なので、ますます便利にしようとしますよね。
それは何かきっかけがないとブレーキがきかないのだと思います。
今回の事で、やっとみんなが気づいてブレーキがきいて、節電について考えて、みんなで努力していく事ができたら、また違う日本に進化できますよね。
私はそれを願っています。

Buona pasqua!!

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